こんにちは!ゆうです。
大学3年生の1月に、FP3級を受験し一発合格しました!
この記事では
といった疑問を解決します。
FP試験の概要・合格率
そもそもFP試験ってなに?
検定の正式名称は「ファイナンシャル・プランニング技能検定」。
1級・2級・3級に分かれていて、それぞれ学科試験と実技試験があります。
試験範囲は
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理(保険など)
- 金融資産運用
- タックスプランニング(税制など)
- 不動産
- 相続・事業承継
など。
平たく言えばFP資格を取得することで、税金・保険・資産運用・相続・年金・不動産などについて知識を深めることができます。
FP3級の合格率
FP3級は数ある資格の中でも、かなり合格率が高いです。
日本FP協会の2021年1月実施試験の合格率を参照すると
【試験結果】 | |
---|---|
学科・実技 | 合格率 |
学科試験 | 87.92% |
実技試験(資産設計提案業務) | 86.53% |
と、8割以上が合格しているという結果に!
後で詳しく紹介しますが、現在FP技能検定は「FP協会」と「金融財政事情研究会(きんざい)」の2つの団体で受けることができます。
ちなみに2021年1月実施試験でのきんざいの合格率はこんな感じです。
【試験結果】 | |
---|---|
学科・実技 | 合格率 |
学科試験 | 63.75% |
実技試験(資産設計提案業務) | 57.29% |
同じ資格ですが、きんざいのほうが若干合格率が低くなっています。
ですが、どちらにせよ合格率は5割以上。
つまりきちんと勉強すれば合格に手が届きやすい資格と言えるでしょう。
FP協会ときんざい、どっちで受ける?
FPを受けようと思った時に最初に立ちはだかる壁が、どの団体で受験するか。
先ほども少しご紹介したように、FPは「FP協会」と「きんざい」の2つの団体で受けることができます。
と思う人もいると思います。
この2つの団体の大きな違いは、実技試験の科目が違うこと!
FP協会の3級実技は一択で、「資産設計提案業務」。
一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)の実技は「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」の2つから選択することができます。
きんざいの「保険顧客資産相談業務」は名前の通り保険に特化た実技試験なので、大学生には馴染みがない場合が多いかもしれないです。
- 実生活に活かすのが目的
- 合格率が高い
という理由から、私はFP協会でFP3級を受験しました。
FP3級合格に向けて使った期間・勉強時間
ここからは私がやっていた勉強法について具体的にお話します。
私がFP3級合格に向けて使った期間・勉強時間は以下の通り。
勉強期間:約40日
勉強時間:約30時間
1日30分~1時間くらいの勉強を1ヶ月と少し続けました。
「このくらいなら自分もできそう!」と思う方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、受験前の私のFPに関する知識はほぼゼロ。
大学で学んでいることも法律や金融とは程遠いため、なんとなーくお金についての本を読んだことがあるレベルでした。
FP3級で使った参考書・サイト
お次は、FP3級を受けるにあたって使った参考書やサイトをご紹介します。
私は次の2つを使用しました。
- うかる!FP3級速攻テキスト
- FP3級ドットコム
FP3級ドットコムは無料のサイトなので、使ったお金は1650円のみです。
うかる!FP3級速攻テキスト
参考書は本屋さんでさまざまな参考書を吟味して、一番気に入った一冊を購入!
全編カラーで読みやすく、参考書ですが練習問題もついています。
初心者でもかなりとっつきやすいデザインになっているので、お金のことは全然わからない!難しい!という方にもおすすめの一冊です。
まずはこの本を1〜2周くらい読んで、試験内容の概観をつかみました。
FP3級ドットコム
資格試験は過去問演習が一番効率的だと思っています。
このサイトでは過去問演習を一問一答形式で演習できる素晴らしいサイト!
主に移動時間などのスキマ時間に使っていました。
正答率も表示されるし、分野を指定して演習することもできるのでとてもオススメです!
試験直前まで使い続けました。
私のFP3級勉強スケジュールを解説!
それでは、具体的に私がどんなスケジュールでFP3級を受けたのかを解説します◎
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11/10テキスト購入FPに興味を持ち、本屋さんで自分に合ったテキストを購入。
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11/23試験申し込みネットでFP協会の試験を申し込みました。
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試験40日前試験勉強開始まずはテキストを1周。
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試験1ヶ月前FP過去問道場に登録1日100問解くのを日課に!1日30分程度勉強。
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週末過去問を解く公式HPに掲載されている過去問を解いて正答率をチェック(この時は学科70%・実技60%くらでした)
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3日前過去問もう1周過去問を1日1つずつ解く。間違えた問題の解説を要確認
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当日過去問道場!午前が学科・午後は実技の試験です。行きの電車やお昼休憩はひたすら過去問道場で演習!
テキストはさらっと読みでOK (2周・6~7時間)
まずは試験内容をざっくり掴むため、参考書をさらっと読みました。
これは読書をする感覚で、本当にさらっと読みでOK!
途中に出てくる練習問題や計算問題の部分は飛ばしちゃっていました。
なんとなく出てくる単語を頭に入れていく感じで大丈夫です。
毎日の過去問演習で知識をつける
テキストを読んだあとは、ひたすら過去問演習!
FP3級は合格ラインも低く(正答率60%でOK)、過去問からの出題も多いので、過去問演習がかなり重要です。
FP3級ドットコム内の「FP3級過去問道場」を使い、スキマ時間で1日100問解くようにしていました。
このように成績レポートを見ることもできるので、自分の得意分野/苦手分野を把握することができます。
最初は全然解けなくてもかまいません。
正解した問題も間違えた問題も、しっかり解説を読み理解するようにしましょう。
疑問点があればテキストを参照するのもオススメです。
各選択肢の正解の根拠を、自分で説明できるようになればOK!
大学生がFP3級を取得してみて
上記のような勉強方法で、無事にFP3級に一発合格することができました。
勉強をしていく中で、
- つみたてNISAと一般NISAの違い
- 確定申告について
- 我が家も使っているフラット35
- 医療費控除の制度
など、普段の生活に使えるお金の知識を身につけることができ「さらにお金について勉強したい!」という気持ちになりました。
FP3級が就活に活かせるかと言われると…微妙なところ。
合格率もかなり高いため、この資格がそのまま活かせるということはあまりないかもしれません(結果ではなく過程をアピールすることは可能ですが)。
ただ、これから生きていく上で知っておきたいお金の基礎知識が身につくので、大学生にもFP3級はとてもオススメです!
おわりに
FP3級は知識が実生活に活かせる+合格率が高いので、資格初心者さんにもおすすめです。
毎年1月・5月・9月に試験が実施されているので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね!
私は1月の試験で3級に合格し、その勢いのまま5月のFP2級の試験を受験しました。
2級では、3級よりもより実践的な詳しい内容を学ぶことができるのでオススメです!
FP試験、ぜひ頑張ってくださいね!
それでは!