今回はこのような疑問を解決します。
こんにちは!ゆう(@chanyu_smile)です。
大学生の中でも人気な資格の一つであるITパスポート。
私は大学1年生の2月に受験して、この資格を取得しました◎
今回はド文系学部の大学1年生が、独学でITパスポートを取得するまでの経験談に加えて
ITパスポートが就活・そして就職後にどのように役に立ったのかお話できればと思います◎
【試験概要】ITパスポートとは?
ITパスポート(通称iパス)は、ITに関する基礎知識が証明できる国家試験です。
試験内容はこのようになっています。
項目 内容 試験時間 120分 出題数 小問:100問(*1) 出題形式 四肢択一式 出題分野 ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度合格基準 総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること 総合評価点
600点以上/1,000点(総合評価の満点)分野別評価点
ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)試験方式 CBT(Computer Based Testing)方式(*2)
受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。採点方式 IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出します。 ITパスポート試験公式サイトより引用
CBT試験と呼ばれるパソコンを用いた試験方式で、全国各地の会場の開催日の中から、自分の好きな日に受けることができます。
なので、「受けたい」と思い立ったらすぐに申し込みして勉強スタートすることも可能です…!
ITパスポートの難易度・勉強時間は?
ITパスポートは独学で十分合格可能な、比較的難易度の低い資格です。
なぜなら全問4択問題で、過去問とほぼ同じ問題もたくさん出題されるから!
記述問題は無いので、わからなくても最悪あてずっぽうで選択肢選べば四分の一の確率で当たります…!
ITパスポート受験までの勉強時間
文系出身など、IT系の知識がない人がITパスポート合格までに必要な勉強時間は、一般的に100時間〜180時間くらいが目安だそう。
私の場合は、約一ヶ月半で40~50時間程度勉強して合格しました!
ちなみに結果はこんな感じです。
600点が合格点なので、まあ高くもなく低くもないスコアといったところでしょうか…!
しっかり時間をかけて勉強したほうが安心かと思いますが、他にもやること・やりたいことがたくさんあるのが大学生。できることなら効率的に、あまり時間をかけすぎずに合格したいですよね。
ここからは効率的に合格を目指せるおすすめ勉強法・スケジュールを紹介します。
ITパスポートの勉強法・スケジュール
使った参考書・Webサイト
私は2冊の本(参考書×1、問題集×1)とWebサイトを使って勉強しました!
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一冊目は、「栢木先生のITパスポート教室」という参考書です。
Amazonで中身のページも少し見られるので、それを見てもらうとわかると思うのですが
カラーでイラストも多く、かなり初心者に易しい本になっています。
私も前提知識がほぼ無い状態からの勉強スタートだったんですが、この本のおかげでスッと理解することができました…!
この本にも演習問題が載ってはいるんですが、もっと問題を解きたいと思って追加購入したのが2冊目の過去問題集です。
こちらは買ったものの、結局はWebサイトで過去問演習をしたので
実際買わなくてもよかった感はあります。
そのWebサイトというのが、「ITパスポート過去問道場」というサイト!
このサイトではITパスポートの過去問2300問をランダムに出題してくれて、ひたすら問題演習に励むことができます…!しかも全問解説付き!
このサイトのおかげで合格したと言っても過言ではないくらい、このサイトを活用しまくっていました。
ITパスポート勉強スケジュール
おおまかなスケジュールはこのような感じです。
- 参考書を2周くらいさらっと読む(5h)
- 参考書についている問題を解いてみる→わからない所復習(5h)
- 過去問題集・過去問道場でひたすら問題演習(30~40h)
ポイントは、最初の参考書を読む段階で時間をかけすぎないこと!
ここでノートまとめなどをしていると、範囲も多いためかなり膨大な時間を要することになってしまいます…。
なので、参考書はあくまで「さらっと」読んで、なんとなく概観を掴むくらいでOK!
あとはひたすら過去問演習で、その都度解説を読みながら理解していくほうが効率いいと思います…!
特に、Webサイトであれば移動中や授業が始まるまでの数分とかでも問題が解けるので隙間時間を活用した学習にぴったり!
私も基本的には通学時間で一日1時間、その他スキマ時間で30分程度勉強していました。
ITパスポートの落とし穴
試験概要のところでも少し触れましたが、ITパスポートの試験はCBT方式で実施されています。
これは自分で試験会場の好きな時間帯に申し込んで、その時間に受けに行くという方式なのですが
試験の何日か前までは、試験日を変更することも可能なんです!
そのため、私は何かと理由をつけてズルズルと試験日を遅らせてしまいました…。
ITパスポートは就活で役立つ?
「ITパスポートって就活に役立ちますか?」という質問もよくいただきます。
どんな資格でもそうですが、役立たせるかは自分次第だと思います!!
これはITパスポートに限った話じゃないのですが、そもそも就活では資格がそこまで重視されません!なので、就活のためにというのが目的なのであればあんまりおすすめしないです(その時間使ってもっと他のことに時間使ったほうがいいかも)。
私の場合は、IT系の企業(SIer)の選考を受けていたときに「文系なのになんでIT系を?」って聞かれることが結構あって。
そういう時に、自分の興味からITパスポートを取得したという話をすると、IT系のことに苦手意識がないことがある程度証明でき、話の根拠として役に立ちました◎
就職後、ITパスポートが役に立った瞬間
私の場合は完全趣味でITパスポートを取得したのですが、就職後もITパスポート取っておいたことがプラスになっています。
というのも、今の時代どんな業界でもある程度のIT基礎知識は必須。
私の就職先でも新卒は全員ITリテラシーがあり、ITパスポートは昇給の条件となる資格の一つに入っています。
なので、同期でもITパスポートを取ろうとしている人が何人かいるのですが、正直働きながらの資格勉強はけっこう大変です…。それ以外にやらないといけない勉強や別の資格もあるので。
私の場合、先にこの資格をとっておいたおかげで他のことに時間が使えたりしているので
時間がある大学生のうちに取っておいてよかったな〜と感じています!
迷っている方はぜひ挑戦を!
いかがだったでしょうか?
今回はITパスポートの勉強法や体験談を紹介しました📝
受けようと思っている方の参考になれば嬉しいです◎
それではまた!
https://chanyusmile.com/2021/04/24/fp3/